日本ミャンマー・カルチャーセンター
   
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サイクロン被災者支援活動について
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●第1回・・・2008年5月
●第2回・・・2008年8月
●第3回・・・2008年12月
●第4回・・・2009年8月
●第5回・・・2009年12月

  5月2日夜〜3日にかけてミャンマーのイラワジデルタ地帯を中心とする地域を襲った大型サイクロン(ナルギス)により、政府発表だけでもその死者は6月下旬時点で8万4537人にのぼっています。
  特に大きな被害を受けたのは、最大都市ヤンゴンを含む中・南部5つの州・管区と南部の島々です。
  2ヶ月以上がたった現在においても、被災者にとっては困難な状況が続いており、支援が求められています。


5/18追悼式
6/8報告会

【JMCCでの動き】

●追悼式および緊急報告会
5月18日(日)10:30〜13:30
 ・ビルマ僧による追悼式
 ・被災地の現状報告(コ・チートゥーシェイン)

《  第1回支援活動  》
2008年5月23日〜2009年6月3日
 デルタ地帯ミャウンミャ出身のコ・チートゥーシェインが現地調査に基づき、救援活動を行いました。
●シェイン先生に義援金と思いを託す会
5月22日(木)18:00〜
※第1回の援助活動として、寄付金(150万円+200ドル+8989チャット)を援助物資購入に当てることになりました。被災地での支援活動を担当するコ・チートゥーシェインの出発(5月23日)にあたって、激励会を行いました。
第1回援助実施報告会(現地調査の報告会)
6月8日(日)18:30〜20:30
会場:新宿区立新宿消費生活センター(第1会議室)
東京都新宿区高田馬場4−10−2   Tel 03-3365-6000
@援助活動実施地域・・・イラワジデルタ地帯
  ◆ミャンウンミャ(サンジャウ教会避難所、
     第2高校避難所、ナンドーウー寺避難所など)
  ◆ラプッタ(ラップッタ市街地、5マイル避難所)
A援助内容
  ロンヂー、衛生石灰、幼児用サンダル、
  炊事用の薪と鍋、洗剤、米、血圧計、聴診器、
  体温計、薬品、クレヨン、椅子、机など
B執行額
  141万4336円+200ドル+8989チャット
  ⇒残額の8万5664円は第2回援助に繰越
※現地での活動経費(8万5664円)は、寄付金から捻出せず、JMCCおよびその支援者が全額負担。

  《  第2回支援活動  》  2008年8月3日〜2009年9月15日
JMCC代表マヘーマーが、8月3日に現地入りして、援助活動を行います。
《デーダイェーでの支援活動》
《フラインタヤーでの支援活動》
●義援金を託す会
7月30日(水)19:00〜
会場:JMCC
※第2回の援助活動として、寄付金(80万5244円+1万6450チャット+200ドル※7月30日現在を執行いたします。
第2回援助実施報告会
8月31日(日)19:00〜20:30
会場:JMCC日本ミャンマー・カルチャーセンター
@援助活動実施地域
  ◆イラワジデルタ地帯デーダイェー市(チョウンチン村)
  ◆ヤンゴン市フラインタヤー(ニャウン村、ダインズ村、ニャウン村第2中学校)
A援助内容・・・米、食用油、石鹸、現金、長机、長椅子、文房具 ※詳細はこちら
B執行額・・・80万5244円+1万6450チャット+200ドル  (※9,154,174チャット)
援助活動と被災地の現状報告(第2回援助実施追加報告会)
※第2回援助実施の追加報告会です。国境なき医師団の一員として、デルタ地帯ボーガレー近郊で診療や物資の配布を約2ヶ月間行ってきた内科医の名知仁子さんの救援活動報告とあわせて開催します。
10月5日(日)19:00〜20:30
会場:新宿区立新宿消費生活センター(第1会議室)

【内容】
@デルタ地帯およびヤンゴン郊外での援助活動報告(JMCC・マヘーマー)
Aデルタ地帯での医療および物資配布の救援活動報告(国境なき医師団・名知仁子

デルタ地帯のチョウンチン村で米、油、石鹸、現金を支給=08年8月

※サイクロンによる被害が最も大きかったのは、イラワジ川デルタ地帯では小作農、ヤンゴン郊外では日雇い労働者といった、もともとの経済状況が厳しい人々。被災から3ヶ月以上が経った現在もなお、日々の生活が困難な状況にあります。今回、こうした人たちへ、物資などを直接手渡す援助活動を行いました。

  ミャンマーの人々は、良し悪しを別として、1960年代以降の半鎖国体制やその後の軍政に対する経済制裁という状況のもと、もともとの国民性が相まって「援助慣れ」をしていません。援助は受けても、できるだけ自分たちの力で何とかしたい、という自尊心に基づく精神が生きており、ゆえに今回の被災においては、ビルマ人自身の民間団体を中心としたボランティア的な救援活動が大変迅速活発で、実に大きな力を発揮しました。

  今回、こうした現地の力を通して、日本からの募金をきめ細かく被災者援助に生かすことができました。被災地の事情を熟知し、人員集め、援助に際しての問題点に対する解決方法などにおいて精通しているリーダー格の現地ビルマ人と連携し、政府経由などの大規模援助において見落とされてしまっている最も貧しい人々への効果的な援助を実行。同時に、こうしたビルマ人の生活に密着した形での活動を通して、ほとんど報道されなくなった被災者の現状や援助の問題点などを知ることができました。援助内容と共に、今もなお苦しんでいる被災者の現状について報告します。

  また、6月からデルタ地帯ボーガレー近郊で、国境なき医師団の一員として、被災住民の診療や物資の配布を約2ヶ月もの間行ってきた内科医の名知仁子さんが、その救援活動について報告をします。

【援助内容の詳細】
デーダイェー(チョウンチン村)
摘要 単価(ks) 数量 金額(ks) 備考
チャンシー米 12,800 100袋 1,280,000 1袋=25ピー(約53.3kg)
チャン米 12,000 16袋 192,000 1袋=25ピー(約53.3kg)
食用油(パーム油) 2,970 90ペイター 267,300 1ペイター(1.655kg)=約1.8L
石鹸(ネーワー石鹸) 170 350 59,500  
現金 2,000 350 700,000  
仲介人@の車代 5,000 1 5,000  
仲介人Aの車代 10,000 1 10,000  
援助物資運搬船の運賃 25,000 1 25,000  
ヤンゴン〜デーダイェーのタクシー代 20,000 2 40,000  
援助物資運搬配給人件費 0 0 0  
援助物資運搬配給道具 0 0 0  
合計      2,578,800 (233,381円)
フラインタヤー(ニャウン村、ダインズ村)
摘要 単価(ks) 数量 金額(ks) 備考
ズィーヤーテイッサー米 15,500 80袋 1,240,000 1袋=24ピー(約51kg)
食用油(パーム油) 2,750 206ペイター 566,500 1ペイター(1.655kg)=約1.8L
現金 5,000 409 2,045,000  
油配給用袋 17,400 1 17,400  
整理券用紙 250 4 1,000  
輪ゴム 1,950 1 1,950  
現金支給用封筒 8,720 1 8,720  
すずらんテープ 2,000 1 2,000  
油配給用計量器 2,000 2 4,000  
油配給用計量器 600 2 1,200  
米配給用計量器 2,000 1 2,000  
米配給用袋 120 400 48,000  
蛍光マーカー 350 2 700  
援助物資運搬人件費及び運賃 17,900 1 17,900  
警官への謝礼 10,000 2 20,000  
合計     3,976,370 (359,861円)
ニャウン村第2中学校
摘要 単価(ks) 数量 金額(ks) 備考
長椅子・長机 62,744 41セット 2,572,504  
ノート 100 1,000 100,000  
合計     2,672,504 (241,862円)
総計
@寄付金 9,154,174 (828,453円)
A援助執行額 9,227,674 (835,104円)
@-A ▲73,500 (▲6,551円)
※不足分73,500チャットはJMCCが負担
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